勉強法 : 古文・漢文も音読!古文・漢文も外国語です。

音読、暗唱できるようになるまで音読

古文・漢文の授業についていけない。古文・漢文の点数がよくない。かといって何をすればよいかわからない・・・

 

そんなときは教科書を音読してください。

 

中学生になると、『枕草子』や『平家物語』といった有名な作品の冒頭部分を暗唱させられると思います。あれと同じことを教科書に出てくる文章についてやるのです。

 

中学生でしたら教科書全文、高校生でしたら、できれば全文ですが、少なくとも1/2ぐらいを暗唱できるようになるまで繰り返し音読してみてください。

 

音読していると、助動詞の接続(例えば「べし」は終止形に接続)といったことが自ずと身についてきます。つまり、古文や漢文のリズムが身についてきます。それだけで古文・漢文がわかってきた実感が持てます。点数も上がってきます。

古文・漢文も外国語です。①

ここまで書いたことは、以前に英語の勉強法について書いた記事と内容は同じです。古文・漢文も英語と同様、音読を徹底することが効果的です。

 

ところで、英語に比べ、古文・漢文では音読(発音)を勉強に取り入れている受験生は少ないのではないかと思います。学校や塾でも英語の音読に熱心なところはあっても、古文・漢文の音読についてはおざなりですまされているように見受けられます。

 

その違いのもとは、古文、漢文が日本語の延長として捉えられているからではないかと私は推測します。

 

英語は外国語です。本文に日本語は使われていません。そのため指導者の皆さんも生徒さんも、新たな言語を習得しようという姿勢で勉強に臨むことになり、音読(発音)にも気を使うようになる。

 

それにひきかえ、古文・漢文は”国語”という科目に分類されています。本文に漢字、平仮名、カタカナが使われています。そのため、私たちは国語、つまり日本語を学ぶ姿勢でそれらに向き合ってしまいます。その結果、日本語ネイティヴの私たちは、古文・漢文については音読に重きをおく必要を感じることはありません。音読といっても、”日本人の教養”として、有名作品の冒頭部分の暗唱のみで事足れりとしてしまっているのだと思います。

古文・漢文も外国語です。②

古文・漢文と現代日本語との関係性について、私も厳密なところを知っているわけではありません。

 

ですが、こと受験勉強という点に限っては、古文・漢文も英語と同じように外国語を学ぶつもりで向き合ったほうがよい。単語の意味も違えば、文法も違います。日本語が使われているからといって、現代の日本語が読めればそれで古文もなんとかなるというつもりでやっていると、いつまでたっても古文・漢文で点数が取れることはないと思います。

 

また、外国語を学んでいるつもりでやったほうが、現代日本語の知識を持っているための誤った思い込みをいれずに文章を読むことができようになります。外国語と割り切っていれば、例えば古語の「をかし」に現代語の「おかしい」の意味を当てはめるようなことはなくなるはずです。

 

繰り返しになりますが、私は古文・漢文も外国語として向き合うのがよいと考えています。外国語を学んでいるのだと頭を切り替えて、英語を学ぶようなつもりで古文・漢文を勉強してみください。

 

古文・漢文も英語と同じくまずは音読です。効果を約束します。

この参考書の最後に暗唱のための文章(「暗唱例文」)が挙げられています。著者が「試験にでる句形と重要漢字だけで書かれた漢文があったら、さぞ便利だろう」と考えて作り上げた文章です。暗唱すると、大学受験の必須事項がもれなく身についてしまう優れものです。教科書本文の暗唱で物足りなくなったら、漢文についてはこちらも試してみてください。